八幡浜市・川名津(かわなづ)地区の柱松神事(はしらまつしんじ)は、寛政6(1794)年に川名津で大火がおこり、その厄火祓いのために始められたとされます。毎年4月の第3土・日に行われ、初日土曜日の朝に神職と42歳の厄年を迎えた男たちが山に入り、松(昭和57年以降は杉を代用)を伐り出しそれを山から海まで運び、海で清めたあと川名津天満神社の境内に住民総出で柱を起こします。その後深夜まで川名津神楽が奉納され、翌日曜日の未明、地域の厄を祓うため松明を背負った大鬼(ダイバン)が柱に登ります。
期間 | 平成30年4月21日(土)~4月22日(日) | |
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神事式次第 | ●4月21日(土)
(7時15分)例大祭事始祭、(8時)柱松伐採祭、(11時30分)柱松河原に到着、(14時30分)柱松神前に到着、(16時)柱松立て、(18時30分)神輿出御、(19時)宵宮祭、(19時30分)子供神楽奉納・餅散・川名津神楽奉納、(21時)柱松寄進者御祈祷、(23時)餅散 ●4月22日(日) (0時30分)鎮火祭・柱松登り、(17時)神幸祭、(18時)神輿遷御・柱松たおし |
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会場 | 川名津天満神社ほか |