マンホールを求めて。

スタッフ・馬淵です。
突然ですが、みなさんは「マンホールカード」をご存じですか?
マンホールの蓋は、自治体によって、その地域の特色を生かしたデザインとなっています。マンホールカードは、下水道事業に関心を持ってもらうため、国土交通省が主体となって設立した下水道広報プラットホーム(GKP)が全国の各自治体と共同して発行しているコレクションカードです。
八幡浜市では、みなと交流館裏にあるマンホールの蓋をデザインした2種類のマンホールカードを配布しています。
その配布数は2021年2月末現在、2種類合わせて約1万枚にのぼり、そのうちの半数は県外の方に配布されています。
※配布状況等は、こちらから確認できます。

そんな「マンホールの蓋を探してみよう!」とふと思い立ち、道の駅みなっと周辺を歩いてきました。
まず見つけたのは通常のマンホール蓋です。こちらのマンホールの蓋も八幡浜市特産のみかんをモチーフにしたデザインで、八幡浜市の特色をよく表しています。
でも目的であるマンホールカードになったマンホール蓋を求めて歩きます。

すると見つけたのは、八幡浜市のソウルフード「八幡浜ちゃんぽん」をPRするために生まれたゆるキャラ「はまぽん」と、特産品のかまぼこをモチーフにしたペット犬「かまワンちゃん」をデザインしたマンホール蓋です。2016年12月1日からこのマンホール蓋のマンホールカードが「八幡浜みなっと」で配布されています。

長崎県などの麺文化を八幡浜風にして生まれた、八幡浜ちゃんぽん
その味は市民に愛され続けていて、市内で提供されている飲食店も数多くあります。
八幡浜市を訪れた際には、ぜひ食べていただきたい一品です。

そんなことを思いながらさらに歩を進めると発見したのは、世界マーマレード大会のロゴマークがデザインされたマンホール蓋です。「ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル」は、英国湖水地方ダルメインで2006年から続く国際的なマーマレードのコンテストです。その日本大会が2019年5月に日本で初めて八幡浜市で開催されました。2020年に設置されたこのマンホール蓋は、この大会のロゴマークで「マーマレードの聖地・八幡浜」を象徴するものとなっています。このカードは、2020年12月17日から八幡浜市役所農林課で配布しています。
今年開催される第3回大会は審査会を実施することが発表され、3月末まで出品作品を募集しています。
※詳細情報は、「ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会」のページから確認できます。

コロナ禍ではありますが、そんな時だからこそ視点を変えて、普段過ごす町の中にあるちょっとした八幡浜らしさに目を向けてみると、普通の散歩も楽しいものになりました。
八幡浜市を訪れた際には、その足元にも目を向けて「マンホール蓋」のような、いろんな八幡浜の魅力を探してみてください。