【八幡浜市魅力再発見】⑭国指定史跡「八幡浜街道笠置峠越」

八幡浜市ふるさと観光公社スタッフ・万願寺です。4世紀初め頃に築造されたと考えられる西南四国最古の前方後円墳「笠置峠古墳」。宇和盆地一帯を治めた王様のお墓であるためか、墳上は宇和盆地が一望できる絶景ポイントとなっています!曇った日にも行ってみました。西予市は比較的霧が出やすく、この日は雲海風の景色を見ることができました!曇っている日は幻想的で晴れている日とはまた違った景観を楽しむことができます。

そして、八幡浜側を見てみると、少し分かりづらいですが、宇和海が見え、遠くには佐田岬が見えています。さらに澄んでいるときは、なんと!大分県も見えるのだとか。このような景色が見えるのは、標高412mの高地に位置しているからです^^最近ではここまで登る道「八幡浜街道笠置峠」が国の史跡に指定されました!

当時は、宇和島藩主の参勤交代、シーボルトの娘楠本イネも歩いたとされる街道です!さらに、四国八十八ヶ所で九州からの礼拝者の遍路道としても利用されていたといわれているため、せっかくこの街道を歩くのであれば、その当時の雰囲気を味わっていただける体験プログラムも造成中。完成が楽しみです!